もくじ
シブコの全米女子オープンゴルフ選手権 2020年
「シブコ」の愛称で知られる渋野日向子プロ。
2019年の全英女子オープンでは鮮烈な優勝を果たし、その後の活躍は誰もが知る実力派の女子プロゴルファーです。
明るい笑顔のプレースタイルは、ゴルファーに限らず子供からシニアまで幅広い人気を博しています。
去年の全米女子オープンゴルフ選手権最終日は、日本中の大きな期待が溜息に変わった早朝で、その主役は渋野日向子プロでした。
連覇を狙った全英女子オープンは残念ながら予選落ち、その後に挑戦した米ツアーも思うような成績は残せませんでした。
10月から日本ツアーに復帰しますが予選落ちや上位入賞に入らず、アメリカツアーに参戦するのは早かったなど心無い批判もありました。
11月に入り、大王製紙エリエールレディスで5位、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで3位タイという成績を残し、上り調子で全米女子オープンに迎えることになります。
12月全米女子オープンゴルフ選手権(米ヒューストン、チャンピオンズGC=パー71)
全英女子オープンに続く、メジャー2勝目を目指した渋野は2日目にトップに浮上し、3日目はスコアを3つ落とすも通算4アンダーで2位に1打差をつけて首位をキープします。
日本中が期待を込めた4日目は悪天候で順延され、ゴルファーの寝不足も延長です。
最終ラウンドは手がかじかむほどの寒さなのなかで開催。
渋野も思うようにスコアが伸びず、前半は2番と7番でボギーをたたき通算2アンダー。
後半に入っても10番、11番で連続ボギーと苦しいスタートでスコアは振るいません。
結果はスコアを3つ落として、首位と2打差の通算1アンダーの4位で大会を終えた。
寒さのせいか渋野らしいゴルフができていなかったように思います。
初日のパーオンは18ホール中で15回、二日目は14回、三日目が11回、最終日は7回とショットに正確性が欠けていました。
もし3日目が順延されなければ、最終日が悪天候でなければと思うと残念ですね。
試合後のインタビューでは、「悔しい。めっちゃ悔しいけど、これが今の実力なんだと受け止めるしかない。」
悔しさをバネに、次のインタビューでは笑顔のスマイルシンデレラであることを祈っています。
これからも目が離せない女子プロゴルファーの一人です。
渋野日向子クラブセッティング
ツアープロ情報 渋野日向子選手│CLUB PING【PINGオフィシャルサイト】
全米女子オープンゴルフ選手権
ドライバー:PING G410 プラス (10.5度)
シャフト:Fujikura Ventus Blue 5
クラブ長さ:44.75インチ
フレックス:S
FW:PING G425
MAX フェアウェイウッド(3番、5番)
シャフト:Fujikura Ventus Blue 6
フレックス:S
UT:PING G425 ハイブリッド(4番、5番)
シャフト:Fujikura TR Hybrid 75
フレックス:S
アイアン:PING i210 アイアン(5番~PW)
シャフト:Fujikura MC 180
フレックス:S
ウェッジ :PING グライド 3.0 ウェッジ(52-SS、55-SS)
パター :PINGシグマ2 アンサーパター
全てPINGで固めるとは、クラブスポンサー冥利に尽きるでしょう。
ちなみに、私もPING G410 LSTのドライバーを愛用しています!
シャフトは純正のアルタJCBレッド フレックス:S
G425の試打も行いましたが、その辺はまだ今度お伝えしますね。