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ホース型 ゴルフスイング練習器具は手打ち改善に役立つ

もくじ

ホースが練習器具???

スイングの軌道修正や切り返しのタイミング、ボディターンの感覚がよく分かると評判の素振り練習器「ゴルフスイングホース」。一体どんな練習器具なのか試してみました。商品の構造はとても簡単、ゴムホースの先端に重り、手前側にグリップを取り付けて握りやすくした、クラブヘッドのないクラブです。

長さは106cmで重量は480gと、ちょっと重ための5番ウッドといった感じ。ただし、シャフトの部分がゴムホースでできているため、フニャフニャしてすぐに曲がります。この柔らかいシャフトのクラブを上手に振ることで、正しい体の使い方が身につき不安定だったスイング軌道が修正されるのです。


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試してみると

振るためにはちょっとしたコツがいりそうですが、メーカーの説明書きには「手で上げるのではなく大きな筋肉を使ってバックスイングをする」と書いてあります。実際、手で上げようとするとホースが曲がって先端の方が上手く上がりません。

 

クラブ全体を上げるためには、腕とホースが1直線になるように体を使った大きなアークを描く感覚が大切。振り子を振るように少しリズムを付けるとよりスムーズに上がります。

 

トップからは、左を意識した下半身リードでグリップエンドから下ろしていきます。最後までしっかり振り切り、「ビュー」という音が左足前で聞こえるようになったら効果が出ている証拠。

 

同じ要領で素振りを数回した後実際のクラブでボールを打ってみると、クラブのしなりを感じることができ、下半身でリードしたスイングを体感できます。

感想

テイクバックでは体全体を使ったボディターン、ダウンスイングでは下半身リードを意識しないとクラブがスムーズに振れません。数回振って感覚がつかめたところで実際のクラブでボールを打つ。この繰り返しを続ければシャフトのしなる感じがよく分かり下半身リード、ボディターンが身につきそうです。

 

また、スイング軌道が乱れたりどこかに力が入りすぎたりすると、すぐにシャフトが曲がってしまうので安定したスイング軌道も手に入ります。素振りは、ラウンドの前日だけでなく定期的に続けるのがオススメ。意識せずに振れるようになるまでは続けたいですね。

これで練習していると、ウェッジでさえシャフトがぐにゃぐにゃの感覚になりますので、コースで打つ直前の使用は控えたほうが良いでしょう。

朝の練習場でストレッチ代わりとして、ゆっくりボディターンのイメージで使うと体全体がほぐれます。

注意点としては、競技などの場合にラウンド中に使用するとペナルティの対象になりますのでお気をつけくださいね。

 

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